この度は、一般社団法人静岡県公共嘱託登記司法書士協会のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。また官公署の皆様はじめ市民の皆様には、日頃より当協会の事業にご理解ご協力を頂き、心より感謝申し上げます。

当協会は、官公署、その他政令で定める公共の利益となる事業を行う方からの依頼による不動産の権利に関する登記の嘱託又は申請を代理することを目的として、昭和６０年の司法書士法改正に伴い、同年１０月に設立された法人です。現在、静岡県内の１１０名を超える社員である司法書士及び司法書士法人が在籍し、ご依頼頂いた業務につき、適正迅速な処理を第一に取り組んでおります。

さて最近、所有者不明土地の増加が社会問題として取り上げられています。
登記名義人に相続が発生しているにもかかわらず相続登記が行われていないことが、所有者不明土地の増加した原因の1つと考えられています。

所有者不明土地の増加は、公共事業の停滞を招くことにつながることから、令和５年４月、所有者不明土地（建物）管理人・管理不全土地（建物）管理人制度の創設をはじめとする改正民法・不動産登記法、並びに相続土地国庫帰属制度が施行され、令和６年４月からは、相続登記の申請義務化が施行されるなど、現在、急速に法整備が進められています。

当協会では、相続人調査の推進に関する提言、官公署向けのセミナーの開催等を行うとともに、不動産の権利に関する登記の嘱託又は申請登記手続の代理業務の前提となる相続人調査業務を受託することにより、所有者不明土地問題の解消に向け積極的に取り組んで参ります。

今後、当協会の業務が公共事業の円滑化に寄与し、官公署、市民の皆様のご期待に応えられるよう、社員一同日々精進して参りますので、引き続きご支援頂きますようお願い致します。